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〜ゆっくり、楽しむ旅時間〜

【青森日帰り旅】子どもと一緒に八甲田丸へ|船の中に電車!?想像以上の体験だった

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今回は、JR東日本のキュンパスを使った青森日帰り旅の途中で立ち寄った、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を紹介します。

青森駅から海側へ歩くこと約5分。港の風を感じながら進んでいくと、やがて視界に現れるのが、ひときわ存在感を放つ巨大な黄色い船体――八甲田丸です。思わず「え、あれ何…でかっ」と足が止まってしまうほどの迫力。港町の風景の中に、ふっと非日常が差し込んでくるようなインパクトがありますが、かつてはこれが青森の日常の一部だったのだと思うと、なんとも不思議な感覚になります。

実は訪れる前、「船を活用した展示施設なら、30分くらいで見終われるかな?」なんて軽く考えていました。ところが、実際に見学してみると、その予想はいい意味で裏切られました。気づけばあっという間に1時間。それでもまだ見足りないと感じるほどでした。

館内は想像以上に広く、当時の設備や船内での暮らしの様子がリアルに再現されています。まるで時間ごと船に閉じ込められたかのような、臨場感のある空間。単なる展示見学というよりも、「乗船して旅をしている」ような感覚に近い体験が楽しめます。

八甲田丸は、ふらっと立ち寄るつもりが、気づけばじっくりと引き込まれてしまう――そんな不思議な魅力を持ったスポットでした。

 

八甲田丸ってどんな船? 海を走った「列車フェリー」の正体

八甲田丸は、1964年から1988年までの23年7か月にわたり、青森〜函館間を結んでいた青函連絡船です。全長132m、旅客定員1,286名という堂々たる船体を誇り、全55隻あった青函連絡船の中でも最も長く現役で活躍した、いわば最後の功労者ともいえる存在です。

鉄道車両を丸ごと48両、積んで海を渡っていた。

そして、この船を語るうえで欠かせない最大の特徴が、鉄道車両をそのまま積み込んで海を渡っていたこと。最大で48両もの車両を船内に収容し、列車ごと運ぶというスケールは圧巻です。港では、線路と船がぴたりとつながり、列車がそのまま船内へ吸い込まれていく――そんな光景が日常だったのです。まるで海の上を走る鉄道のような、今では想像するだけでもわくわくする仕組みでした。

青函トンネルの開通により、1988年にその役目を終えた八甲田丸。現在は青森港に係留され、日本初の鉄道連絡船ミュージアムとして公開されています。2011年には、船本体と可動橋が機械遺産にも認定され、その技術的価値と歴史的意義が改めて評価されました。

ただの移動手段ではなく、「鉄道と海をつなぐ」という壮大な挑戦の結晶。八甲田丸は、そんな時代のロマンを今に伝える、貴重な存在です。

 

気づけば夢中に、あっという間の見学時間

この日は日帰り旅行の途中に立ち寄ったのですが、時刻は14時過ぎ。観光のピークはやや過ぎた時間帯でした。

館内は混みすぎず空きすぎず、といった雰囲気。子どもと並んで歩きながら、自分たちのペースでじっくり見学できました。

「次はあそこ行ってみようか」、「これ何に使うやつなの?」なんてやり取りをしながら進んでいるうちに、あっという間に時間が過ぎていった感じです。船だけに限った博物館で、これだけ子どもが飽きないのは珍しいなぁ、と正直思いました。

 

見どころ①:B1〜4Fまで、船を「丸ごと」歩ける

八甲田丸の最大の魅力は、地下1階から4階まで、船内のほぼすべてを実際に歩いて見学できること。特に印象的だった3階エリアをご紹介します。

🚢 操舵室(ブリッジ)

いわば船のコックピット。計器類が当時のまま残されていて、「ここから実際に船を操って、海を渡っていたんだね」なんて、ぐっと現実味をもって感じられます。実際に触れたり、間近で覗き込める場所もあり、子どもは目を輝かせながら夢中で見入っていました。

⚙️ 機関室(エンジンルーム)

総出力12,800馬力を誇った巨大なエンジンがそのまま展示されています。スケール感がとにかく異次元で、「こんなものが船の中に入っていたの?」と思わず声が出ます。

🏙️ 青函ワールド

昭和30年代の青森駅前をジオラマで再現したコーナー。鉄道ファンだけでなく、昭和に懐かしさを感じる世代にもグッとくる展示です。しばらく、ジオラマの前で動けなくなりました。

見どころ②:圧巻の車両甲板 船の中に線路がある

「百聞は一見にしかず」という言葉がぴったりのエリアがここ。

船の中に、本物の線路が引かれており、キハ82系などの実際の鉄道車両が展示されています。

かつてはこのスペースに列車を積み込み、津軽海峡を渡っていたわけです。頭では「ああそういうことね」と理解できるのですが、実際にそこに立つと「え、マジでここに列車が乗ってたの?」という感動がじわじわきます。

写真映えするエリアでもあるので、カメラ好きの方はここで時間を使いすぎる危険性があります。ご注意を。

見どころ③:煙突展望台からの青森港ビュー

上層階にある煙突展望台からは、青森港を360度見渡せる開放感たっぷりのスポット。潮風に吹かれながら眺める港の景色は、館内見学の合間のリフレッシュにもぴったりで、「ああ、旅してるなあ」と実感できそうな場所です。

ただし、今回は3月の訪問だったため冬季閉鎖中で入ることはできませんでした。それでも、操舵室から見えた青森港の景色は十分に魅力的で、海の広がりと港の雰囲気をしっかり感じることができました。

⚠️ 冬季(12月〜3月)は展望台が閉鎖されます。訪問前に公式サイトでご確認ください。

 

八甲田丸へ来たら必ず立ち寄って!津軽海峡冬景色の歌謡碑♪

八甲田丸のすぐ前、船首側の陸上には津軽海峡冬景色の歌謡碑があります。ボタンを押すと、あの有名なメロディが流れ出す仕掛け。しかもその音量、思わずカモメが振り向きそうなほどしっかり大きめです。(笑)

港の景色と重なって曲を聴いていると、不思議と時間が少し巻き戻ったような感覚に。潮の香りとともに、どこか懐かしい空気に包まれます。

思わず雰囲気に引っ張られて口ずさみたくなるのですが、実際はサビしか分からず…なんとな〜く、それっぽくハミングするのが精一杯。それでも不思議と気分は昭和の旅人です。

一方で子どもはというと、「何、この歌?」ときょとん顔。世代のギャップを感じつつも、そんなちぐはぐな空気も含めて、いい思い出になりました。

 

所要時間の目安と見学のポイント

見学時間の目安は、さらっと回るなら約40〜50分、じっくり楽しむなら約60〜90分ほど。内容がしっかり詰まっているので、余裕をもって1時間程度は見ておくのがおすすめです。「軽く見るつもりが、気づけばしっかり見入っていた」なんてことも珍しくありません。今回は子どもと一緒に見学しましたが、にぎやかな質問タイムというよりは、真剣な眼差しで展示を見つめる時間が中心。その横で私は静かに相槌を打ちながら見守る役に徹していました。

また館内では順路がしっかり決まっているため、特に回り方を考えなくても、流れに沿って進めば見どころを自然と押さえられるのも嬉しいポイントです。そしてラストに待っている車両甲板では、圧倒的なスケール感に思わず「おお…」と声が漏れるはず。順路に身をゆだねるだけで、きちんとクライマックスへ連れていってくれる、そんな心地よい見学体験が楽しめます。

 

アクセス・営業時間・料金まとめ

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸  
住所 青森県青森市柳川1-112-15地先
アクセス JR青森駅から徒歩約5分
入館料(団体料金あり) 大人 510円 / 中高生 310円 / 小学生 110円
営業時間(4〜10月) 9:00〜19:00(最終入館 18:00)
営業時間(11〜3月) 9:00〜17:00(最終入館 16:30)
休館日 11〜3月の毎週月曜・年末年始・3月第2週月〜金
公式サイト 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

料金は500円ほどと、とても良心的。駅から歩いて行ける立地も含めて、このコストパフォーマンスの高さには思わずうなってしまいました。

 

まとめ:八甲田丸を訪れるなら、周辺スポットもあわせて巡るのがおすすめ

徒歩圏内には、青森らしさをギュッと凝縮した見どころが集まっています。

たとえば、ねぶたの家 ワ・ラッセでは、青森ねぶた祭の迫力を間近で体感できます。実物大のねぶたが放つエネルギーは、写真では伝わりきらない熱気そのもの。旅のテンションを一気に引き上げてくれる場所です。

少し歩いて、A-FACTORYへ。ここでは、りんごを使ったスイーツやドリンクをはじめ、青森ならではのおみやげがずらりと並びます。おしゃれな空間なので、ちょっとした休憩にもぴったりです。

そして、食事を楽しむなら外せないのが青森魚菜センター。自分で具材を選んで作る「のっけ丼」は、まさに食のエンタメ。市場を歩きながらネタを選ぶ時間も含めて、思い出に残る体験になります。

こうしたスポットをゆったり巡れば、半日から1日で青森の魅力をしっかり味わうことができます。エリアがコンパクトにまとまっているので、日帰りでも十分満足度の高い旅になるはずです。

そして、旅の締めくくりにぜひ立ち寄りたいのが八甲田丸。青森駅から徒歩わずか5分、入館料も大人510円と気軽に訪れやすいスポットですが、その中身は想像以上に濃密です。操舵室やエンジンルームの見学に加え、「青函ワールド」では当時の暮らしや船旅の様子がリアルに再現されており、まるで時間をさかのぼるような感覚を味わえます。

なかでも印象的なのが車両甲板。船の中に列車があるという不思議な光景は、ここでしか体験できない特別なもの。大人でも思わず足を止めて見入ってしまいますし、子どもにとっては、ちょっとした船内探検のように感じられるはずです。

正直なところ、「展示船なら軽く見て終わりかな?」と思っていたのですが、気づけば1時間ほどじっくり滞在していました。見て、歩いて、体感しているうちに、いつの間にか時間を忘れてしまう——そんな引き込まれる魅力があります。

青森駅周辺でどこに行こうか迷ったら、ぜひ八甲田丸とあわせてこのエリアを巡ってみてください。限られた時間でも、しっかり青森らしさに触れられる、満足度の高いひとときになるはずです。

ではでは、あなたも青森の魅力にどっぷり浸かってみてください!

(*´∀`*)

 

キュンパスを使った青森日帰り旅の記事はこちらから、

ponkotsuoyazi.hatenablog.com

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