
今回は、JR東日本のキュンパスを使った青森日帰り旅の途中で立ち寄った、親子でのグルメ体験のお話。
向かった先は、青森の名物グルメとして知られるのっけ丼が楽しめる、青森魚菜センターです。
冬の青森。冷たい空気に頬を引き締められながら、子どもと一緒に市場へ向かいました。目当てはもちろん、青森グルメを語るうえで外せない名物、のっけ丼。
この丼の魅力は、とてもシンプル。
「好きな具材を自分で選んで、ご飯の上にどんどん乗せていく」というスタイルです。
この仕組みを知った瞬間から、親子のテンションはすでに上がりっぱなしです。
市場の中を歩きながら、「ホタテは外せないよね?」、「まぐろも絶対に食べたい!」と相談する時間も、すでに楽しいイベントの一部です。いわば、海鮮版ビュッフェのようなもの。気づけば、頭の中では理想の丼の設計図が描かれ始めていました。
さて、冬の青森で完成した親子それぞれの丼は、いったいどんな姿になったのか…。
この記事では、初めて訪れる方でも迷わず楽しめるように、食事券の仕組みや注文の流れ、のっけ丼の楽しみ方まで分かりやすく紹介していきます。
これから行く方の参考になればうれしいですし、読むだけでも少し青森の市場気分を味わってもらえたら嬉しいです。
- 青森魚菜センターって何、のっけ丼とは?
- のっけ丼の基本的な流れ
- 食事券の使い方を徹底解説
- 12枚のチケットをどう使う?
- 「どこでのせるか」が楽しい。市場はグルメパズル
- 完成した丼を食べて思ったこと
- 初めて行く人へ。のっけ丼を楽しむために気づいたこと
- 青森に来たら、ぜひ一度「のっけ丼」を
- 基本情報まとめ
青森魚菜センターって何、のっけ丼とは?

青森魚菜センターは、青森駅から徒歩5分ほどの所にある市場。 創立40年以上の歴史を誇るこの市場で生まれたのが、元祖青森のっけ丼です。
仕組みはいたってシンプル。 まず案内所で食事券を購入し、あとは場内約30店舗を自由に巡りながら「これください!」、「あと、これも!」なんて自分だけのオリジナル丼を作り上げていくスタイルです。海鮮丼を注文して待つのではなく、自分で選びながら作るという体験そのものが青森魚菜センターの1番の魅力です。食のアトラクション、といっても過言ではありません。
ホタテや本マグロといった、青森ならではの食材が所狭しと並ぶ光景は、それだけで圧巻です。
のっけ丼の基本的な流れ
初めての訪問でも迷わないように、流れを整理しておきます。
| 手順 | やること |
|---|---|
| ① 食事券を購入 | 案内所でチケットを購入(12枚綴り・2,200円など) |
| ② ご飯を受け取る | チケット1枚で普通盛りご飯と交換 |
| ③ 具材を選ぶ | 市場の各店舗でチケットと交換 |
| ④ 完成・実食 | 市場内の休憩スペースでいただきます! |
食事券は具材によって必要枚数が異なります。マグロ赤身なら1枚、大トロになると3枚、といった具合。コスパ重視で攻めるか、奮発して豪華路線に走るかーーそこがまた悩ましくて楽しいんです。
食事券の使い方を徹底解説

STEP 1|案内所で食事券を購入する
入口付近にある案内所へ。ここで食事券のセットを購入します。 食事券は枚数の組み合わせで購入し、好みや予算に応じてセットを選ぶ形になっています。
STEP 2|ご飯を受け取る
館内の指示された番号のお店でご飯を受け取ります。ご飯がどっしり入っていて、「早くネタを乗せたい!」という気持ちが高まります。
STEP 3|好きな具材を食事券と交換する
各店舗を回り、気になる具材を発見したら書かれている必要枚数の食事券でネタを購入していくだけです。 具材ごとに必要な食事券の枚数が異なるのがポイントです。
| 具材の例 | 必要枚数の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| マグロ赤身・タコなど | 1枚 | 種類を楽しみたい人コスパ◎ |
| ホタテ・中トロなど | 2枚前後 | 青森の定番も押さえられる |
| 大トロ・ウニ・いくらなど | 3枚前後 | 奮発したい人、旅のごほうびに |
| 味噌汁(カニなど複数から選べました) | 1枚 | 体が温まる冬の必須アイテム! |
※訪問時の一例です
STEP 4|館内の休憩所でいただきます!
のっけ丼は館内での飲食のみ。(持ち帰り不可)外階段から続く2階には、120席の休憩所もあって、ゆったりと座って食べられます。特に寒い冬は、温かい室内でいただくのが最高でした。
また、ビールなどの飲み物は最後に受け取ると、スムーズです。
12枚のチケットをどう使う?
今回は私も子ども、もそれぞれ12枚綴り(2,200円)のチケットを購入。まずは1枚を使って普通盛りのご飯と交換し、残りの11枚はすべてネタに投入するということにしました。
本来ならもう1枚を使って、みそ汁と交換するという選択肢もあります。ただ、ここは胃袋と相談した結果ーー「せっかくだからネタに全振りしよう!」という結論に。いつもながら、胃袋があとひとつくらい欲しいです。(笑)
今回、丼にのせた具材はこんな感じ。
- 筋子
- ホタテ
- ウニ
- マグロ(赤身)
などなど。
気づけばネタは7種類以上。量もなかなかのもので、完成した丼を目の前にして思わず「おお…」と声が出てしまいました。好きなネタを自分で選び、少しずつ完成していくこの感じ。いわば、自分で組み立てる海鮮丼。小さな達成感まで味わえるのが、このシステムの楽しいところです。
ちなみに、もしここでみそ汁まで頼んでいたら、きっとお腹は限界を迎えていたはず。ネタに全振りしたことは、結果的にはなかなか賢い判断だったかもしれません。
とはいえーービール(600円)は別腹です。
市場の活気ある雰囲気の中でグビッと一杯。これがまた、日帰り旅のご褒美のような時間でした。新鮮な魚介をつまみながらビールを流し込む。シンプルですが、これ以上ない組み合わせです。まさに市場で食べる海鮮の醍醐味を、しっかり堪能できたひと時でした。
「どこでのせるか」が楽しい。市場はグルメパズル
のっけ丼を体験してみて気付いたのは、「どの店で、どのネタをのせるか」が意外と楽しい時間だったということ。市場の中は、ちょっとしたグルメパズルのような世界でした。
例えば同じマグロでも、店によって切り方やボリューム、ネタの雰囲気が少しずつ違います。チケット1枚でも「お、これはなかなか豪華!」という、ひと皿に出会うこともあれば、「これはご飯の上で上品に輝くタイプだな」と感じるネタもあります。どちらが良い悪いではなく、お店ごとの個性があるのがすごく面白かったです。
ただ、ここで勢いよく最初のお店からネタをのせ始めると、あとで「あれ、このお店も良さそうだった…」と思わず後悔することも。市場を歩いていると、魅力的なネタが次々に目に飛び込んでくるので、つい食事券を早々に使ってしまいがちになりそうです。
そこでおすすめなのが、時間に余裕があれば、まず市場をぐるっと一周してみること。
全体を見てから「ここでマグロ」、「ここでホタテ」なんて考えをまとめると、より満足度の高い自分だけの一杯が完成すると思います。
市場の中を歩きながらネタを見比べたり、どこで何をのせるか考える時間が、のっけ丼の楽しみのひとつでもあるのかな、なんて思います。
まるで市場全体を舞台にした、小さなグルメゲームのようでした。
「あそこのホタテ大きかったね」、「ウニはあっちの店の方がよさそう」、
「残り3枚はどうしようか?」
子どもとこんな会話をしながら丼を組み立てていく時間が、思いのほか楽しかったです。食べることよりも、この「作る過程」にも旅の一部としての醍醐味があった気がします。
完成した丼を食べて思ったこと

具材をのせ終えたら、市場内の休憩スペースへ移動して実食。
ホタテの甘み、ウニの濃厚さ、筋子の濃厚な風味と塩気——それぞれの素材の味がご飯の上で混ざり合って、ひと口ごとに違う美味しさが広がります。新鮮な素材の力って、すごい。
しかも、自分で選んだという満足感が加わるので、いままでのお店で食べる海鮮丼とは、味の感じ方がどこか違う気がしました。自分で作った料理は美味しく感じる的な効果、あれです。
初めて行く人へ。のっけ丼を楽しむために気づいたこと
① まずは市場をぐるっと一周してみる
お腹が空いていると、つい最初のお店で食事券を使いたくなります。でも、ここはひと呼吸。まずは市場を一周して、どんなネタがあるのか眺めてみるのがおすすめです。
お店ごとに並ぶネタや必要な食事券の枚数が違うので、全体を見てからでも遅くありません。いわば、丼づくりのイメージトレーニング。この時間が、実はなかなか楽しいものです。
② 食事券の使い方を考えるのも楽しい
食事券は基本的に使い切りスタイル。
1枚ネタを組み合わせて、たくさんの種類を楽しむ丼にするのか、それとも3枚ネタも組み合わせて、ちょっと贅沢な豪華丼にするのか。考え始めると、これがなかなか悩ましいところで楽しい時間です。
みそ汁と交換することもできますが、今日はネタに全振りだ!と決めてしまうのも、ひとつの楽しみ方。気が付けば、丼の上がちょっとした海の宝石箱みたいになっているかもしれません。
③ 誰かと一緒だと楽しさ倍増
のっけ丼は誰かと一緒に行くと、さらに楽しくなりそうです。
「それ美味しそう!」、「次は、あれにしてみようかな?」なんて相談しながらネタを選ぶ時間は、まるで市場で作る小さなグルメ会議。
もちろんひとりでも、じっくり楽しめますが、家族や友人と行くと盛り上がり度はぐっとアップするかもしれません。お互いの丼をのぞき込みながら「そのネタ、正解だったね」と言い合っているかもしれません。
のっけ丼は、ただ食べるだけでなく、どう作るかも楽しむグルメ。少し考えながら、自分だけの一杯を完成させてみてください。きっと、思い出に残る丼になるはずです。
青森に来たら、ぜひ一度「のっけ丼」を

青森魚菜センターの、のっけ丼はただの海鮮丼ではありません。
市場を歩き、自分で具材を選び、自分だけの丼を完成させる——その体験ごと、青森の旅の思い出になります。
青森駅から徒歩数分と立地もよく、旅のスケジュールに組み込みやすいのも魅力。新幹線が多少遅れたって、十分楽しめる場所です。
青森を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。きっと、世界にひとつだけの最高の一杯が完成するはずです。
ではでは、あなただけの美味しい海鮮の宝石箱(古い...)を楽しみましょう!
(*´∀`*)
基本情報まとめ
| 名称 | 元祖 青森のっけ丼(青森魚菜センター) |
|---|---|
| 住所 | 〒030-0862 青森県青森市古川1-11-16 |
| TEL | 017-763-0085 |
| 営業時間 | 午前7時〜午後4時(15時以降はご飯が売り切れる場合あり) |
| 定休日 | 毎週火曜日(GW・ねぶた祭り・お盆・年末年始は変更あり) |
| 駐車場 | なし(近隣のコインパーキングを利用) |
| 持ち帰り | 不可(館内飲食のみ/刺身の単品購入は持ち帰り可) |
| 公式サイト |
アクセス
- JR青森駅から:正面出口より徒歩約5分。青森観光の拠点として最高の立地!
- 車の場合:青森中央ICより約15分。駐車場はないので近隣コインパーキングへ。
- 空港から:青森空港より車・バスともに約35分。バスは「青森駅前」で下車。
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